理事自身も驚き…リーディー副会長「非常に難しい決定」

[ 2013年2月13日 06:00 ]

IOC理事会を前に打ち合わせをするロゲ会長(右)

レスリング五輪除外危機

 IOCの理事会では世界的普及度やテレビ放送など39項目にわたり各競技を分析した結果を報告。その後、中核競技から外すべきだとする競技に1票を入れる方式で投票が行われた。

 ロゲ会長を除く15人の理事による無記名投票で、除外賛成票が過半数に達するまで繰り返された。ただし最終結果については投票した理事からも驚きの声が上がっており、リーディー副会長は「非常に難しい決定だった」と複雑な表情を浮かべていた。

 ▼猪谷千春IOC名誉委員 IOCからメールで知らせを受け、自分の目を疑った。五輪のオリジナルスポーツの一つであり、全く除外の理由が分からない。とにかくびっくりした。今は何も考えられない。

続きを表示

2013年2月13日のニュース