全柔連会長帰国 園田前監督らを国際舞台から“排除”へ

[ 2013年2月13日 06:00 ]

 全柔連の上村春樹会長(61)が12日、グランドスラム・パリ大会の視察を終えて帰国した。現地では女子日本代表の暴力問題について国際柔道連盟(IJF)のビゼール会長ら各国連盟の首脳に謝罪。辞任した吉村和郎前強化委員長と女子代表の園田隆二前監督、徳野和彦前コーチについて当面は国際舞台に出入り禁止とすることを報告したという。

 上村会長は「IJFが主催する国際大会、国際大会には3人は出ません。ナショナルチームの指導もしませんと申し上げた」と説明。辞任した3人に“追加制裁”することで全柔連として厳しい態度を示した格好。全柔連は近日中にも第三者調査委員会を設置するが、その結果についてIJFにも文書で通達する。

 「IJFはリオ五輪で団体戦を実施する意向をもっている。(ビゼール会長からは)イメージダウンになってしまうと言われた。早く調査を進めていきたい」と全容解明に取り組む姿勢をアピールした。

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2013年2月13日のニュース