“1勝の壁”突き破った!久保「ホッケーをやってきてよかった」

[ 2013年2月11日 00:34 ]

アイスホッケー女子のソチ冬季五輪最終予選で、デンマークを破って五輪出場を決め、笑顔で記念写真に納まる日本チーム

アイスホッケー女子ソチ冬季五輪最終予選最終日 日本5-0デンマーク

(2月10日 スロバキア・ポプラト)
 長野五輪から3大会、いつもはね返されてきた“1勝の壁”を快勝で突き破った。日本は第1ピリオドから得点を重ね、5―0でデンマークに快勝し、4大会ぶりの五輪出場を決め、日本勢のソチ五輪出場権第1号となった。飯塚監督は「うれしいの一言。よく最後まで自分たちのホッケーをやってくれた」と選手たちを称えた。

 この日2ゴールを挙げた日本の最年長・久保英恵(30)は五輪予選3度目の挑戦で悲願の五輪出場を果たした。1度は引退したものの、五輪への夢が諦められずに昨年1月に復帰しただけに「最高です。やっと五輪への舞台が整った。みんなと1つになって五輪出場を見目られて、本当にホッケーをやってきてよかった」と語った。

 だが、これがゴールではない。1年後のソチ五輪本番へ向けて大沢主将が「もっと、もっとレベルアップして強いチームにしていきたい」と語れば、飯塚監督も「メダルを取れるシーム作りをやっていきたい」と力強かった。

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