渡部暁は2日連続の2位、後半猛追 W杯アルマトイ大会

[ 2013年2月10日 18:34 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は10日、カザフスタンのアルマトイで個人第14戦を行い、エースの渡部暁斗(北野建設)が9日の第13戦に続いて今季3度目の2位となった。

 渡部暁は前半飛躍(HS140メートル、K点125メートル)で7位と出遅れ、トップと59秒差で臨んだ後半距離(10キロ)で追い上げたものの、優勝したクリストフ・ビーラー(オーストリア)に4秒4届かなかった。ビーラーは前半飛躍の首位を守って5シーズンぶりの通算6勝目を挙げた。

 前半飛躍で3位につけた加藤大平(サッポロノルディックク)は距離で失速して7位に終わった。永井秀昭(岐阜日野自動車)は13位、渡部善斗(早大)は16位、山元駿(ゴールドウイン)は21位、湊祐介(東京美装)は27位だった。

 ▼渡部暁斗の話 後半距離の59秒差は大きかった。いい感じで差を詰めたが届かなかった。少しずついい状態になっている。世界選手権に向けていい感じ。(共同)

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2013年2月10日のニュース