佐藤コーチ 真央3A成功にガッツポーズ「守りに入るなと」

[ 2013年2月10日 06:00 ]

高得点に笑顔を見せる、浅田真央と佐藤コーチ夫妻

フィギュアスケート四大陸選手権第2日女子SP

(2月9日 大阪市中央体育館)
 浅田がトリプルアクセルを着氷した瞬間、佐藤信夫コーチ(71)が腰を落として両拳を握りしめ、妻の久美子コーチ(65)は両手を天に突き上げた。

 2年ぶりの大技成功。信夫コーチは「“守りに入るな”と言って送り出した。トリプルアクセルは良かった」と安どの笑みを浮かべた。バンクーバー五輪後の10―11年シーズンから指導し、昨季はトリプルアクセルへのトライをめぐって、浅田と意見が分かれた。コーチの制止を振り切って試合で挑み、失敗に終わったケースもあった。今季は大技を封印してシーズンをスタートしたが、今大会でついにGOサイン。「決してバクチでやらせたわけじゃない。本番になると普段以上の力が出る。うまくすれば、いけるという思いがあった」と振り返っていた。

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2013年2月10日のニュース