森田が勝ち、伊達敗れる 日本1勝1敗 フェド杯

[ 2013年2月10日 00:37 ]

ロシアから1勝を挙げ、ガッツポーズの森田あゆみ

 女子テニスの国別対抗戦、フェド杯ワールドグループ(WG)1部1回戦、日本―ロシアは9日、モスクワで開幕してシングルス2試合を行い、日本は通算1勝1敗とした。世界ランキング57位の森田あゆみ(キヤノン)が20位のエカテリーナ・マカロワを破り、77位のクルム伊達公子(エステティックTBC)は13位のマリア・キリレンコに敗れた。

 森田は攻撃的なストロークで左利きのマカロワのプレーを封じ、6―2、6―2で快勝した。42歳のクルム伊達は持ち前の粘り強さを見せたが、キリレンコに6―7、4―6で屈した。

 最終日の10日にシングルス2試合、ダブルス1試合を行い、3勝したチームが準決勝に進む。

 ▼森田あゆみの話 緊張したが、それを勝ちたい気持ちに変えることができた。ミスを少なく、攻めるテニスができた。トップ20の選手にこのスコアで勝てて、自分でも驚いている。

 ▼クルム伊達公子の話 良い流れをつくれず、自分の力不足を感じた。中盤で相手はプレーを変えてきたが、私にはそれができなかった。(共同)

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