元NBA選手が桜宮高訪問へ バスケ部員と交流

[ 2013年2月6日 20:37 ]

 大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の男子生徒が顧問の体罰を受けた後に自殺した問題に関連し、市教育委員会は6日、米プロバスケットボール(NBA)の元選手で、日本のプロバスケットbjリーグ「大阪エヴェッサ」のヘッドコーチ、ビル・カートライト氏(55)が14日に桜宮高を訪問すると発表した。

 市教委はバスケット部の新指導者に外部人材を起用する方針で、大阪エヴェッサにも指導者の派遣を要請。6日午後、カートライト氏から訪問の申し出があった。14日は放課後に部員と交流する方向で調整している。

 桜宮高では6日、全運動部で部活動を再開したが、バスケット部は当面、ミーティング中心で部員の心をケアする。

 カートライト氏はNBAの強豪、シカゴ・ブルズなどで216センチの長身を生かして活躍。地味ながらも堅実なプレーで、元スター選手のマイケル・ジョーダン氏らとともにブルズを3連覇に導いた。その後、ブルズの監督も務めた。

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2013年2月6日のニュース