女子日本代表選手は硬い表情でパリ入り、取材に応じず

[ 2013年2月6日 08:32 ]

パリのシャルル・ドゴール空港に到着し、報道陣に対応する全日本柔道連盟の斉藤仁強化委員長

 柔道のグランドスラム・パリ大会(9、10日)に出場する日本代表選手が5日、空路でパリ入りした。女子日本代表の園田隆二前監督らの暴力問題で揺れる中、シャルル・ドゴール空港に到着したロンドン五輪78キロ級代表の緒方亜香里(筑波大)らは、硬い表情で取材に応じなかった。

 今回の問題を受けて遠征に同行した全日本柔道連盟(全柔連)の斉藤仁強化委員長は「女子の選手は動揺がある中、頑張ってもらいたい」と話した。

 全柔連の5日の理事会では吉村和郎氏が強化担当理事を辞任し、4月に新たな強化体制を発足することなどが決まった。斉藤委員長は「選手には『理事会の決定などは気にするな。自分の目標達成のために何をすべきかを一番に考えてやれ』と話した」と語った。(共同)

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2013年2月6日のニュース