ＪＯＣ　柔道暴力問題受け各競技団体強化責任者らに聞き取り

　日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）は５日、スポーツ界における暴力やパワーハラスメントの実態を把握するための最初の調査として、五輪実施競技の各団体の強化責任者らを対象に７、８日に聞き取り調査を行うと発表した。１団体あたり１５分程度を予定している。５日に競技団体に通達を出した。

　１４日には各競技団体のコーチを集めて聞き取りを行う。平真事務局長は「いろんな調査を重層的にやる必要がある」と述べた。

　ＪＯＣが質問項目を統一し、各競技団体が行う選手への調査は、非五輪競技を含め５０以上の団体が対象となる。