伊勢ケ浜新理事が審判部長「納得する審査を」2人制は3年ぶり

[ 2013年2月5日 06:00 ]

 日本相撲協会は4日、東京・両国国技館で理事会を開き、新職務分担を決定した。伊勢ケ浜新理事(元横綱・旭富士)は鏡山理事とともに審判部長に就任。

 審判部長が2人になるのは10年2月の九重、友綱審判部長以来3年ぶりで、伊勢ケ浜審判部長は「持っているものを発揮して頑張るだけ。審判部はやったことあるし、みんなが納得する審査をやっていきたいと思う」と抱負を語った。これに伴い、審判部に所属していた松ケ根副理事(元大関・若嶋津)は巡業部副部長に就任した。

 <理事会決定事項>

 ◆転属 放駒部屋は7日付で放駒親方(元大関・魁傑)や若者頭の花ノ国ら力士6人と呼び出し、行司らが芝田山部屋に転属。

 ◆変更 大島親方(元横綱・武蔵丸)は2月4日付で年寄「武蔵川」を取得、襲名。武蔵川親方(元横綱・三重ノ海)が3日に65歳定年退職したため。

 ◆復帰 高砂親方(元大関・朝潮)は3年ぶりに役員待遇に復帰した。生活指導部副部長に就任した。

 ◆展覧会 1月19日に亡くなった元大鵬の納谷幸喜さんの展覧会「第四十八代横綱 大鵬を偲んで」を9日から相撲博物館で開催する。化粧まわしや賜杯レプリカ32個などを展示する。4月19日まで。

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2013年2月5日のニュース