日本、エース渡部暁&渡部善欠き6位/W杯複合団体

[ 2013年2月3日 22:38 ]

 ソチ冬季五輪のテスト大会を兼ねたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は3日、ロシアのソチで団体第4戦を行い、永井秀昭(岐阜日野自動車)湊祐介(東京美装)加藤大平(サッポロノルディックク)山元駿(ゴールドウイン)の日本は6位だった。ドイツが優勝した。

 エースの渡部暁斗(北野建設)と渡部善斗(早大)は今回のテスト大会中に転倒した影響で欠場した。

 日本は前半飛躍(HS140メートル、K点125メートル)で462・7点の5位につけ、後半距離(20キロ)はトップのドイツと25秒差でスタートしたが、表彰台争いに加われなかった。

 ▼山元駿の話 (後半距離は)最後の下りでチェコの選手に前に出られた。悔しい。団体に出たことはすごい勉強になった。経験値が上がった。

 ▼加藤大平の話 ソチの印象は悪くない。ジャンプ台に不安もないし、コースの質もいい。考えながら1年後に向けて練習できる。

 ▼湊祐介の話 (後半距離は)永井さんと僕で前に追い付いて大平(加藤)と山元で粘る作戦だったが…。前半飛躍でもっといい位置にいれば面白くなったと思う。

 ▼永井秀昭の話 今の力は出せた。(後半距離は)できるなら前の集団に追い付きたかったが、ほかが速くて難しかった。(共同)

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2013年2月3日のニュース