日本通算100勝、2回戦へ 竜馬組がフルセットで勝利

[ 2013年2月3日 06:00 ]

ダブルスでフルセットの末に勝った伊藤(上)、内山組

男子テニス国別対抗戦デ杯アジア・オセアニアゾーン1部1回戦日本―インドネシア第2日

(2月2日 東京・有明コロシアム)
 ダブルス1試合を行い、日本は伊藤竜馬(24)、内山靖崇(20=ともに北日本物産)組がクリストファー・ルンカット、エルバート・シー組を6―4、5―7、2―6、7―5、6―2で振り切り、1日のシングルス2勝と合わせ3連勝で2回戦進出を決めた。日本は1921年の初勝利から通算で100勝目。4月に行われる2回戦でインド―韓国の勝者と対戦する。

 若いペアが日本にデ杯通算100勝と植田新監督の初勝利をもたらした。1日のシングルスに続いて貢献した伊藤は「しっかり勝って、100勝目を飾れたことはうれしい」と話し、デ杯デビューの内山は「一つのステップを踏めた」と喜んだ。日本の弱点をダブルスと考える同監督は今回、サーブ力のある若いペアを試した。第1セットはその力を示し、第2セットも4―0とリードしたが、ここからショットやボレーにミスが出て苦しんだ。2、3セット目を落として後がなくなった第4セットの第8ゲームをしのぎ、最終セットを押し切った。指揮官は「感情を高いレベルで持続できなかった」と問題を指摘し、伊藤も「試合の中でアップダウンが大きかった」と反省した。

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2013年2月3日のニュース