内柴被告の地元も厳しい声「関係を持つこと自体が間違い」

[ 2013年2月2日 06:00 ]

内柴正人被告に懲役5年実刑判決

 地元の熊本県では、かつての“英雄”に厳しい声があがった。

 内柴被告を知る柔道関係者(56)は「指導者として一生懸命やってくれると信じていた。無罪を主張していたが、そもそも師弟関係で関係を持つこと自体が間違っている」と指摘。被告がコーチを務めていた九州看護福祉大(同県玉名市)の女子柔道部に教え子が進んだ高校柔道部の男性監督は「犯行を素直に認めるべきだったし、反省はわれわれには伝わらなかった」と怒りを隠さない。

 事件を受け、県は県民栄誉賞を取り消した。出身地の同県合志市や中学時代を過ごした同県阿蘇市もそれぞれ市民栄誉賞などを取り消している。

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2013年2月2日のニュース