実はアンチ大鵬だった…安倍首相も「国民栄誉賞に値する」

[ 2013年2月1日 06:00 ]

大鵬の想い出について語る安倍首相

元横綱・大鵬の納谷幸喜さん葬儀・告別式

 安倍晋三首相は31日、納谷幸喜さんへの国民栄誉賞授与が検討されていることについて、スポニチ本紙などに「圧倒的な存在感で立ち居振る舞いが美しい力士だった。当然、国民栄誉賞に値すると思ってる」と述べた。

 首相は「巨人、大鵬、卵焼き」の流行語が生まれた1960年代に少年時代を過ごし、「卵焼きは好きだったが、巨人も大鵬もアンチだった。“大鵬キラー”と言われた関脇・明武谷は背が高く細くて、私もやせっぽちの子供だったので応援していた」と述懐。その一方で「アンチでも大鵬は気になる。大鵬との取組を手に汗を握って応援していた」と明かした。

 自民党は昨年12月の衆院選で大勝。「現在は政界の大鵬的な存在」と指摘されると「われわれも立ち居振る舞いが美しくありたい。(野党に)うっちゃりされないようにね」と笑顔で話した。

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2013年2月1日のニュース