美余「ソチを意識して練習している」　日本選手権へ練習公開

カーリングの日本選手権に向けた公開練習で、ショットを放つ中部電力の市川主将。右は藤沢

　カーリング女子の中部電力は３０日、世界選手権（３月・ラトビア）代表がかかる日本選手権（２月１２～１７日・札幌市どうぎんカーリングスタジアム）に向け、長野県軽井沢町で練習を公開し、市川美余主将は「ソチ（冬季）五輪を意識しながら練習している。私たちがつかんだ世界選手権の切符なので、自分たちが行く」と抱負を語った。

　世界選手権には日本選手権の優勝チームが出場する。３連覇もかかる日本選手権を見据え、リードの松村千秋は「チャレンジャーの気持ちで頑張りたい」と意気込み、スキップの藤沢五月は勝敗を握る鍵として「軽井沢と札幌の氷は違う。早く感触をつかむことが大事になる」と話した。

　中部電力は昨年１１月のパシフィック・アジア選手権で来年のソチ五輪につながる世界選手権の切符を手にした。