世界ジュニアＶ２の高梨が帰国「納得のいく大会」　

ノルディックスキーの世界ジュニア選手権ジャンプ女子個人で２連覇し帰国した高梨沙羅

　ノルディックスキーの世界ジュニア選手権ジャンプ女子個人で２連覇を果たした１６歳の高梨沙羅（グレースマウンテン・インターナショナル）が２９日、欧州から成田空港に帰国し「内容のいいジャンプを２回そろえられた。納得のいく大会」と満足そうに話した。

　ワールドカップ（Ｗ杯）と大きく変わりのないメンバーが出場し、レベルは高かった。「しっかりと戦うイメージをつくった」といい、好成績につなげた。２月２日から札幌と山形県蔵王で、個人総合首位を走るＷ杯国内４連戦に臨む。日本のエースは「応援してくれる人に楽しんでもらえるように、自分も楽しんでジャンプをしたい」と疲れを見せずに意気込みを示した。