全勝Vから一夜…日馬富士、師匠から「優勝10回」指令

[ 2013年1月29日 06:00 ]

千秋楽で白鵬を寄り切った際の写真パネルを手に笑顔の日馬富士

 初場所で横綱昇進後初の優勝(5度目)を全勝で飾った日馬富士(28)が千秋楽から一夜明けた28日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で会見し、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)から次なる目標として「優勝10回」を厳命された。

 新横綱の昨年九州場所では9勝に終わっただけに本人は「ホッとしている」と安堵(あんど)の表情を見せたが、師匠は自身の優勝4回を抜いた弟子に「もう5回優勝するように。その都度目標を持たないと。これで終わりじゃない。始まりと思って頑張ってもらいたい」と激励。

 3月の春場所では白鵬が3年守った東横綱の座に就くだけに、日馬富士は「ずっと東の横綱でいられるようにしたい。私はこれから。将来が楽しみです」と気を引き締めた。

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2013年1月29日のニュース