横審新委員長に内山氏「在任中に日本人横綱出てきて」

[ 2013年1月29日 06:00 ]

 場所後恒例の横綱審議委員会の会合が、東京・両国国技館で行われ、鶴田卓彦委員長(元日本経済新聞社社長)が任期満了で退任し、内山斉委員(読売新聞グループ本社顧問)が新委員長に就任した。

 内山委員長は「全勝した日馬富士はよくやった」と褒めながらも「日本人の横綱が私の在任中に出てきてほしい。稀勢の里や琴奨菊にはもっと気迫を持って頭を使って両横綱を倒して横綱に昇進してほしい」と稀勢の里、琴奨菊の両大関を叱咤(しった)激励していた。

 引退した高見盛についても「人気者で本当にご苦労さまと言いたい。高見盛のようにファンを喜ばせる関取も出てほしい」と話していた。沢村田之助(歌舞伎俳優)と船村徹(作曲家)の両委員も退任する。

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2013年1月29日のニュース