横審の新委員長に内山氏「何とか国産横綱を」

[ 2013年1月28日 19:59 ]

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は28日、東京・両国国技館で定例会合を開き、5期10年の任期満了により今回で退任する鶴田卓彦委員長(元日本経済新聞社社長)の後任に、読売新聞グループ本社顧問の内山斉氏(77)を新委員長に選出した。

 退任するのは鶴田氏のほか、歌舞伎俳優の沢村田之助委員と作曲家の船村徹委員で、横審メンバーは9人になる。

 会合では、大相撲初場所で5度目の優勝を3度目の全勝で果たした日馬富士に称賛の声が上がった。新横綱の先場所で9勝に終わり、厳しく批判した鶴田氏も「高く評価していい」と話した。

 内山新委員長は「在任中に何とか国産横綱をつくりたい。大関陣などには横綱を倒すという気迫が必要だ」と日本人力士への奮起を促した。

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