ロボコップ名付け親の曙もエール「ここまでよく頑張った」

[ 2013年1月28日 06:00 ]

大相撲初場所千秋楽

(1月27日 両国国技館)
 高見盛の元兄弟子であり「ロボコップ」の“名付け親”でもある元横綱でプロレスラーの曙は「ここまでよく頑張った。同じ部屋で俺の次に出世した力士だし、無理して大ケガしないか心配していた」と話した。

 一番の思い出は曙が3年ぶりの復活優勝を飾った00年名古屋場所。新入幕の高見盛が7日目まで優勝争いした。「大阪(場所)では親方として新しい仕事をすることになるが、早く体を治して親方として協会のために頑張ってもらいたい」とエールを送った。

 ▼デーモン閣下 高見盛は希代の「母性本能をくすぐる」力士だった。まだ世間が面白さに気付いていない十数年前、花道から入ってきて控えで落ち着きなく動き続けるさまから、相撲を取り終えて下がるまでを録画し、友人に「こんな面白い力士が出てきたよ」と紹介し回った。後に多くの人から「そういえば高見盛の存在は閣下によって初めて知ったんだった」と言われたくらい。わが輩に先見の明があったということだな、ガッハッハ~!

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2013年1月28日のニュース