日馬 白鵬撃破で3度目全勝V!先場所の雪辱果たした

[ 2013年1月28日 06:00 ]

白鵬(右)を寄り切りで破った日馬富士

大相撲初場所千秋楽

(1月27日 両国国技館)
 既に5度目の優勝を決めていても、日馬富士の視線は鋭さを増していた。3度目の全勝優勝を懸けた結びの相手は、先場所敗れた白鵬。日馬富士は立ち合いで突き放すと、素早く懐に飛び込み左を差す。さらにもろ差しの体勢をつくり、下手投げで崩すと前に出て寄り切り、先場所の雪辱を果たした。

 白鵬に全く攻めの糸口を与えない完璧な取り口。「うれしいです」と短い言葉に喜びを込めた。

 横綱審議委員会をはじめとする場所前の厳しい評価に発奮した。新横綱の先場所は9勝。後援会も、あえて相撲の話題を控えるなど気遣ったが、心配は無用だった。日本での父親代わりを務める、伊勢ケ浜部屋神奈川後援会の小巻公平会長は、中日に勝ち越しを決めた後に「私の心も、お母さんの心も、モンゴルで声援を送る人も、喜びは一緒だよ」と電話。すると、「全身全霊でやります」と力強い言葉が返ってきたという。

 取組後に日馬富士は「横綱というのは誰でもなれるものではない。自分の評価も、周りのみんながするものだから」と話した。全勝優勝という結果を出した自信が前向きな発言を引き出しているようだった。

 ▼鏡山審判部長(元関脇・多賀竜)日馬富士には注文もない。体調が良かったんだろう。大阪(春場所)でも白鵬と優勝争いを引っ張ってもらいたい。早く対抗できる人が出てきてほしいが(2人の時代が)しばらく続くんじゃないか。

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