条治 日本新で1位 男子500 05年以来の自己ベスト

[ 2013年1月28日 06:00 ]

34秒21の日本新記録をマークした加藤

スピードスケート 世界スプリント選手権第1日

(1月26日 米ソルトレークシティー)
 男子500メートルで加藤条治(27=日本電産サンキョー)が34秒21の日本新記録で1位となった。従来の記録は09年に及川佑(32=大和ハウス)が出した34秒27。34秒03の世界記録には届かなかったが、05年11月に当時世界新の34秒30を出して以来の日本記録更新。総合は26位。羽賀亮平(24=日本電産サンキョー)が500メートルで34秒43の2位と健闘し、総合10位。500メートルで7位の長島圭一郎(30=日本電産サンキョー)が総合14位。女子の小平奈緒(26=相沢病院)は500メートルで37秒57の7位、1000メートルは14位で、総合10位となった。

 20歳で当時の世界新記録を出したのが05年11月。実に7シーズンぶりの自己ベスト更新だ。男子500メートルで日本記録保持者の称号を取り戻した加藤は「スタートもリラックスできたし、カーブもうまくいった。いいタイムが出た」とにこやかに笑った。

 肩の力を抜きながらも動きには切れがある、理想的な滑りだった。力みのない、流れるようなスタートで勢いに乗り、100メートルを「たぶん自己最速」という9秒47で通過した。第1カーブ、バックストレートと着実に氷をとらえて加速。猛スピードで入った最終カーブもミスなく駆け抜けた。2位に0秒22の大差をつける圧巻の滑りに、会場は大歓声に包まれた。

 「世界最速リンク」をうたうソルトレークシティーも以前ほど氷の状態は良くないようで、加藤は「(記録更新の)チャンスとは思っていなかった」という。そんな中での日本新に「実力が上がっている証拠。(34秒03の)世界記録は遠いけど、それに近いくらいの価値はある」と納得の表情だった。

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