“マツコ”宝富士　本人びっくり、怒とうの８連勝で勝ち越し！

宝富士（左）は激しく千代大龍を攻める

大相撲初場所９日目

（1月21日 東京・両国国技館）
　「角界のマツコ」こと宝富士の快進撃が止まらない。千代大龍の当たりを受け止め、得意の左四つの形になると右でおっつけながら寄り切り。２日目から怒とうの８連勝で勝ち越しを決め「９日目は早すぎる」と本人も驚きの表情だった。

　顔が似ているマツコ・デラックスと昨年４月にテレビで共演。今場所も場所入り時に「マツコ！」とファンが叫ぶ声が聞こえるという。今年の部屋の新年会では持ち芸のモノマネを披露。マツコが司会を務めるバラエティー番組「怒り新党」の企画“新・三大○○調査会”への出演に向けても「もっと強くなっていろいろ身につけないと」と意欲を見せている。

　昨年までは、勝った時は同じパンツをはいていたが、今場所からは「パワーをパンツにためるため」毎日交換。その効果もあって？兄弟子の日馬富士を１差で追走しているが「横綱についていきたい」と謙虚に話していた。