条治 短距離W杯男子500で2位「ノルマは達成かな」

[ 2013年1月22日 06:00 ]

 スピードスケートの短距離W杯カルガリー大会最終日は20日、カナダ・カルガリーで行われ、男子500メートルで加藤条治(日本電産サンキョー)が34秒44で2位となった。及川佑(大和ハウス)は34秒59で5位、長島圭一郎(日本電産サンキョー)は34秒75で10位。ヤン・スメーケンス(オランダ)が34秒39で優勝した。女子500メートルは李相花(韓国)が36秒80の世界新記録をマークし開幕8連勝。住吉都(堀技研工業)は37秒81で8位。格下のBクラスに出場した岡崎朋美(富士急)は39秒12で17位と振るわなかった。

 男子500メートルの加藤は0秒05差で今季3勝目を逃したが「不満は多いけど、何だかんだで表彰台に立てている。ぎりぎりノルマは達成かな」と及第点をつけた。

 スタートから伸びやかな動きで加速し「楽に滑れた。よく動けていた」と最初の100メートルを出場選手中最速の9秒51で通過。だが残り400メートルの爆発力を欠いた。高速リンクに対応するため前日のレース後、スケートの刃の位置を微調整した。得意のインスタートだったこともあり、カーブは「きのうよりうまく回れた」というが、自己ベストに0秒14、期待された世界記録には0秒41届かなかった。

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2013年1月22日のニュース