スポーツ環境整備に63億円 東京五輪招致見据え補正予算措置

[ 2013年1月15日 19:19 ]

 政府が15日に閣議決定した2012年度補正予算案は、20年東京五輪招致を見据え「スポーツの競技力向上に向けた環境整備」に約63億円を盛り込んだ。うち約50億円を20年五輪でメーン会場に予定される国立競技場を管理する日本スポーツ振興センターに出資する。

 国立競技場は総工費1300億円で改築を目指しており、関係者は「50億円は大半が国立の改修費に回される」と述べた。14年ソチ冬季五輪や16年リオデジャネイロ五輪に向け、同センターが管理する国立スポーツ科学センター(JISS)への新設備導入、味の素ナショナルトレーニングセンターの機能強化にも充てられるという。

 残りの約13億円は国立代々木競技場や秩父宮ラグビー場の改修に使う。

 文部科学省は13年度予算の概算要求で、国立競技場の改築基本設計費に約13億円を計上している。

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