高梨沙羅「親孝行になった」 父に贈ったバースデーV

[ 2013年1月15日 10:23 ]

W杯ジャンプ女子の遠征から帰国し、報道陣の質問に答える高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で13日に今季4勝目を挙げた16歳のエース高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)が15日、成田空港に帰国し「(13日は)父親の誕生日なので勝てて良かった。親孝行になったかな」と笑顔を見せた。

 今回の遠征では4戦中で2勝を挙げ、個人総合争いでも首位を守った。「まだ完璧ではないけれど、テレマーク姿勢が半分以上で入れられるようになってきた」と課題とする着地で収穫を口にした。19日には個人と団体で連覇が懸かる世界ジュニア選手権(リベレツ=チェコ)に向けて出発し、帰国後は札幌、山形・蔵王でのW杯4戦に臨む。試合は続くが「世界ジュニアの団体戦で2連覇するのが目標」と一戦一戦に集中するつもりだ。

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2013年1月15日のニュース