礼留飛初Ｖ　気合だソチだ！ベテラン撃破

優勝し表彰台で笑顔を見せる清水礼留飛

ノルディックスキー　ジャンプＨＢＣ杯

（1月14日 札幌市大倉山ジャンプ競技場（ＨＳ１３４メートル、Ｋ点１２０メートル））
　男子は４人で争う決勝で１９歳の清水礼留飛（雪印メグミルク）が１３２メートルを飛び、１３７・１点でジュニア以外の国内大会で初優勝を遂げた。４２歳の岡部孝信（雪印メグミルク）が１２８・５メートルを飛んで２位に入り、１３日のＳＴＶ杯国際大会を制した４０歳の葛西紀明（土屋ホーム）が３位。連覇を狙った小林潤志郎（東海大）は４位だった。女子は茂野美咲（ライズ）が葛西賀子（日本空調）との決勝を制し、初制覇した。

　社会人１年目の新鋭、清水が決勝で岡部、葛西の両ベテランを抑え、初優勝を飾った。大会はノックアウト方式で行われ、清水は準々決勝、準決勝でヒルサイズの１３４メートルをマーク。決勝もただ一人１３０メートルを越えた。表彰式ではプレゼンターのアニマル浜口から「気合だ！！鳥人だ！！ソチだ！！」とエールを受けると、「うれしいです。試合も４本全ていい内容で飛べた」と満足げだった。