渡部善、永井組が12位 渡部暁は失格/W杯複合

[ 2013年1月13日 22:03 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は13日、フランスのショヌーブで2人一組による団体第3戦(スプリント)を行い、渡部善斗(早大)と永井秀昭(岐阜日野自動車)の日本Bは12位だった。優勝はティノ・エデルマンとエリック・フレンツェルが組んだドイツA。

 日本Bは前半飛躍(HS118メートル、K点106メートル)で渡部善が115メートル、永井は109・5メートルを飛んで3位につけたが、後半距離(15キロ)で順位を落とした。

 渡部暁斗(北野建設)と湊祐介(東京美装)の日本Aは渡部暁が飛躍で失格して得点なしとなったため、後半距離を棄権した。チームによると、渡部暁は使用したスキーの長さに対して体重が規定より軽かった。

 ▼渡部暁斗の話 何で(体重が)700グラムも減ったのか分からない。いつもは減っても300グラムぐらいで、水を飲めば大丈夫なんですけど。つまらないことをしてしまった。

 ▼湊祐介の話 (飛躍は)力んで突っ込みすぎて、タイミングが遅れた。良くなっている感触があるので余計にもったいない。

 ▼渡部善斗の話 前日の反省点をしっかり生かしたジャンプができた。団体スプリントでの走り方は考えないと。もっと力がないと戦えないと思った。

 ▼永井秀昭の話 飛躍は試合で硬くなって突っ込みがちだが、うまく修正できている。距離は2、3周目に前を追ってオーバーペース気味になった。作戦を切り替えてもよかった。

 ▼河野孝典ヘッドコーチの話 (渡部暁の失格は)今後何をするか、対応はした。いずれにしてもチェックが必要。(渡部善、永井は)団体スプリントの戦い方の勉強になってよかった。(共同)

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2013年1月13日のニュース