40歳・葛西、最多タイ5度目V 札幌五輪金・笠谷さんに並んだ

[ 2013年1月13日 15:09 ]

優勝し、表彰式で笑顔を見せる葛西紀明(中央)と2位の清水礼留飛(左)

 ノルディックスキー・ジャンプ男子のSTV杯国際大会は13日、ワールドカップ(W杯)下部のコンチネンタル杯を兼ねて札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、1回目に最長不倒の139・5メートルをマークした40歳の葛西紀明(土屋ホーム)が2回目も133メートルを飛び、合計283・5点で2大会ぶり5度目の優勝を果たした。

 葛西は1972年札幌冬季五輪金メダリストの笠谷幸生さんと大会勝利数で肩を並べ、「伝説の笠谷さんに追いつけてうれしい。来年もあるので抜きたい」ときっぱり。「燃え尽きなければ50歳までやる」と気分よさそうに笑った。 

 19歳の清水礼留飛(雪印メグミルク)が139メートル、125メートルの272・7点で2位に入り、4大会ぶりの優勝を狙った42歳の岡部孝信(雪印メグミルク)は255・5点で4位だった。

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