野口「最初で最後」京都へ恩返し走だ

[ 2013年1月13日 06:00 ]

全国都道府県対抗女子駅伝の開会式を終えポーズをとる(左から)重友梨佐、吉川美香、野口みずき、木崎良子、新谷仁美

 13日号砲の都道府県対抗女子駅伝の開会式が12日、京都市内で行われ、アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずき(34=シスメックス)は「区間順位やタイムを考えず、テーマは恩返し」と力走を誓った。

 この大会はこれまで出身地の三重で出場。所属するシスメックスの練習拠点が今年4月に京都市から神戸市へ移るため、京都での出場は「最初で最後」。主将で最終9区(10キロ)を任された。

 今夏のモスクワ世界選手権出場を目指し、今月27日の大阪国際女子マラソンに照準を合わせてきた。年末年始の2週間は中国・昆明で高地合宿。本番直前の駅伝は実戦勘とスピードを同時に磨く狙いもある。復活を期す女王の走りに注目だ。

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2013年1月13日のニュース