谷原22位で日本勢唯一決勝へ 池田、松山は予選落ち

[ 2013年1月13日 06:00 ]

第2ラウンド、18番でバンカーショットを放つ谷原秀人

USPGAツアー ソニー・オープン第2日

(1月11日 米ハワイ州ホノルル ワイアラエCC=7060ヤード、パー70)
 第1ラウンドの残りと第2ラウンドが行われた。71位から出た谷原秀人(34=フリー)は6バーディー、1ボギーの65をマーク。通算5アンダー、135の22位で、日本勢でただ一人決勝に進出した。池田勇太(27=日清食品)は1打及ばず通算1アンダーの75位、松山英樹(20=東北福祉大)は通算3オーバーの119位で予選落ちした。ラッセル・ヘンリー(23=米国)が通算14アンダーで単独首位に立った。

 スイング改造の効果が早速出た。谷原は出だしの10番でバンカーショットを2メートルにつけてバーディーを奪うと、11番パー3ではティーショットを1メートルにピタリ。連続バーディーで勢いに乗ると65をマークし、22位に浮上した。開幕2日前にテークバックで手首をより使うフォームへと改造。「距離感がまだ安定しないが、球は確実に強くなった」と強い海風にも影響を受けにくい球筋に手応えを得た。

 スイング調整は「いずれはやらなければならなかった」という。それが、自身の今季初戦からまずまずの成果が出たことで、パットのリズムも良くなり好スコアにつながった。東北福祉大の後輩である池田も松山も予選落ちする中、先輩の貫禄を見せた。「今週はこのスイングがうまくいくようにすることが目標」と結果とともに内容も求めていく。

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2013年1月13日のニュース