王者サントリー 史上初の“完全制覇”へ慢心なし

[ 2013年1月9日 06:00 ]

 ラグビーのトップリーグのプレーオフ(19、20日準決勝、27日決勝、秩父宮)に出場する4チームの監督が、都内で会見。リーグ戦13戦全勝で1位通過した昨季王者サントリーの大久保直弥監督(37)は「過去を見ても、1位通過のチームがトロフィーを獲得できる保証はない。希望的観測を排除して臨みたい」と連覇へ向けて意欲を語った。

 準決勝では4位の神戸製鋼と対戦。6日の最終節で43―29と快勝しているが、就任1年目の指揮官は「相手のFWとは1人当たり4、5キロの体重差があって、なかなかボールを持たせてもらえなかった。FWの結束力がカギになる」と気を引き締める。

 過去に唯一リーグ戦全勝だった07~08年の三洋電機(現パナソニック)もプレーオフでは決勝で敗れている。史上初の“完全制覇”へ向けて、慢心はない。

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2013年1月9日のニュース