3年生主将・服部が大会MVP 日体大連覇へ来年も!

[ 2013年1月4日 06:00 ]

金栗四三杯を受賞した日体大・服部

第89回箱根駅伝

(1月3日 箱根・芦ノ湖~東京・大手町、復路5区間109・9キロ)
 大会MVPにあたる金栗四三杯は、前日の5区で区間賞を獲得し優勝の立役者となった日体大の3年生主将の服部が獲得。「柏原さん(現富士通)と対決できなくて残念だったけど、来年も強気で、もう一度もらえるように頑張りたい」と笑顔を見せた。

 強風のためタイムは1時間20分台だったが「あの走りなら18分台は出せたと思う」と分析。柏原の持つ1時間16分39秒の区間記録に対しても「凄い記録だけど可能性はゼロじゃないと思う」と話し、チームの連覇へ向け、来年の快走も約束した。

 ▼1区区間7位・勝亦 祐太(1年) 1時間4分7秒 初めての箱根で楽しく走れた。他の1年生もいるし、もっと強い選手になって帰ってきたい。

 ▼2区区間4位・本田  匠(3年) 1時間10分47秒 粘りの走りで前について走れたと思う。この優勝で終わるんじゃなくてもっと強くなりたい。

 ▼3区区間6位・山中 秀仁(1年) 1時間6分30秒 1年目からこんな幸せな気持ちを味わえるとは思わなかった。誰が見ても強い選手になりたい。

 ▼4区区間5位・木村 勇貴(2年) 58分16秒 不安もあったけど、5区には服部さんがいると信じられた。去年から“次は見てろよ”と思ってた。

 ▼5区区間賞・服部 翔大(3年) 1時間20分35秒 3年生主将として苦労する部分もあったけど、最後は先輩も後輩も同級生もついてきてくれた。

 ▼6区区間7位・鈴木 悠介(3年) 59分33秒 自分の仕事を果たせればいいと思っていた。うまく気持ちをコントロールできたと思う。

 ▼7区区間2位・高田 翔二(4年) 1時間4分53秒 つらいことがほとんどだったけど最後はいい形で終われて、経験が生かせたかなと思う。

 ▼8区区間2位・高柳 祐也(4年) 1時間7分3秒 昨年は(9区サポートで)タスキが途切れるところを見て悔しかった。4年の意地を見せられた。

 ▼9区区間2位・矢野 圭吾(3年) 1時間10分26秒 苦しかったけど基本的な練習が結果に結びついた。来年も連覇するために一年やっていきたい。

 ▼10区区間2位・谷永 雄一(4年) 1時間11分16秒 東洋大より戦力が落ちると言われたけど、自信があった。弱いと言われて反骨心に火が付いた。

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