駒大 意地の復路優勝 4年生3つの区間賞 大八木監督「メンツを保てた」

[ 2013年1月4日 06:00 ]

大手町のゴールを目指し力走する駒大10区の後藤田

第89回箱根駅伝

(1月3日 箱根・芦ノ湖~東京・大手町、復路5区間109・9キロ)
 「復路の駒大」が意地を見せた。往路でまさかの9位と出遅れたが、復路優勝で総合3位まで巻き返し、大八木監督は「優勝候補と言われて、5位より下だったら、格好がつかなかった。メンツを保てました」とホッと息をついた。

 最上級生がプライドを示した。6区で、山下りのスペシャリスト千葉(4年)が「諦めずに一つずつ追っていこうと考えた。少しでも勢いをつけることができたと思う」と2年ぶり3度目の区間賞で6位に浮上。9区では上野(4年)が区間賞で3位まで押し上げた。

 10区の後藤田(4年)も区間賞の快走で続き、日体大、東洋大に次ぐ3番手でゴール。補欠からエントリー予定だった主将の撹上(かくあげ、4年)が元日の発熱で出場できず「走れない人の分も頑張ろう」とまとまった4年生。最後の箱根に懸ける思いが復路優勝につながった。

 タイムだけを見れば、往路で日体大に1分差以内なら、逆転できた。2区で区間7位に終わり、出遅れの原因となったエース窪田(3年)は「復路を走った4年生に申し訳ない」と泣きながら、ゴールを見守った。

 東洋大と並ぶ優勝候補の筆頭とみられていた“平成の常勝軍団”も08年以来総合優勝から離れている。「個人としても、チームとしてもリベンジしたい。来年の箱根で勝つために練習する」。窪田は悔しさを胸に刻んだ。

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