神宮外苑整備へ検討会発足 国立改築で1月にも

[ 2012年12月30日 15:11 ]

 国立競技場(東京都新宿区)の改築に向け、周辺地区の整備を目指す検討会が来年1月にも発足することが30日、関係者の話で分かった。同競技場を管理、運営する日本スポーツ振興センターや東京都、地権者の明治神宮外苑など「10~20の団体」(関係者)が参加する見通しという。

 国立競技場は2019年3月の完成を目標に、8万人収容のスタジアムに建て替える計画が進んでいる。実現した場合、来場者の円滑な移動が課題となり、関係者は「まず動線をしっかりすること。一義的には動線の改善を話し合う」と検討会の目的を説明した。

 神宮球場や秩父宮ラグビー場もある神宮外苑地区全体の整備計画について、検討する可能性もあるという。

 国立競技場は国際公募で新デザインも決まり、文部科学省は13年度予算で基本設計費として約13億円を要求している。

続きを表示

2012年12月30日のニュース