男子は金田、女子は村田が首位発進 関東高校ゴルフ冬季大会

[ 2012年12月27日 06:00 ]

1番、ティーショットを放つ金田直之

スポニチ主催 平成24年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会第1日

(12月26日 千葉県一宮町 一の宮カントリー倶楽部 男子=6490ヤード、パー70 女子=6253ヤード、パー72)
 男子は金田直之(千葉・拓大紅陵2年)が6バーディー、2ボギー、4アンダー66の好スコアで2位に3打差をつけ、女子ではただ一人アンダーとなる71をマークした村田理沙(東京・杉並学院2年)がトップに立った。27日の最終日は18ホールが行われ、シード選手を除く男子40位、女子20位までが来年3月に行われる全国高校選手権(滋賀・瀬田GC)への出場権を獲得する。

 寒さに加え5メートルを超える強風の中、66で抜け出した金田は「ウエッジがよくて、ミスもカバーできました」と満足顔だ。6バーディーのうち2バーディーはウエッジを使ってのチップイン。今大会に備え苦手な冬場のアプローチを練習してきた成果を出した。2位の佐久間に3打差をつけ「ここまできたら勝ちたい。あすも我慢してチャンスに(バーディーを)取りたい」と意欲を見せる。佐久間とは拓大紅陵の寮で同じ部屋とあって「2人で頑張りたい」と切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。

 ≪唯一アンダー 村田雪辱期す≫12番で3メートルを決めた村田は13番8メートル、14番で10メートルを沈めて4アンダーまで伸ばしたが直後の15番では右の林に入れダブルボギー。18番でも落としたが、3打差をつけトップに立ち「パットが良かった」と笑顔を見せた。今季は日本アマでベスト36に残ったが、ジュニアの大会での優勝はなく今年最後の大会に懸けている。昨年も初日にトップに立ちながら最終日に崩れて7位に終わっており「あすはこのペースを守っていきたい」と気を引き締めた。

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