高橋 ガッツポーズも出た!「まだまだ自分はできるぞ」

[ 2012年12月22日 22:31 ]

男子フリーの演技を終え、観客の声援に応える高橋大輔

フィギュアスケート全日本選手権第2日

(12月22日 札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)
 演技を終え、両腕を何度も突き上げ、ガッツポーズ。高橋大輔(関大大学院)が見事な存在感を見せ、フリーで全体1位の192・36点をマーク。2連覇はならなかったものの、総合でも280・40点の2位として、来年3月の世界選手権代表入りを確実にした。

 冒頭の4回転トーループを見事に着氷。続く4回転トーループ―2回転トーループのコンビネーションでは着氷が乱れたが耐えると、あとは会場を“大輔ワールド”に引き込んだ。

 「4回転ジャンプは、2本目は危なかったんですけど、耐えられたし成功できた。お客さんが盛り上がってくれてうれしかった」と高橋。ショートプログラム(SP)では首位の羽生に9・64点差を付けられたが、この日のフリーで4・83点まで詰め寄った。「思い切るしかない、と思ったけれど、それが出せて良かった。まだまだ自分はできるぞ、というところを見せたかった」と満足そうな笑顔を見せた。それでも3大会ぶりの優勝を狙う世界選手権に向けて、「4回転をもっと完璧に」と課題も忘れなかった。

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