補助金問題で2人資格停止 近代五種、調査委も設置

[ 2012年12月10日 19:47 ]

 日本近代五種協会は10日に理事会を開き、過去に日本オリンピック委員会(JOC)認定の専任コーチを務め、国庫補助金による報酬の一部を協会に寄付の形で還流していた大内重則前専務理事と坂野勝前事務局長を、いずれも資格停止処分とした。期限は設けない。

 坂野前事務局長は会計検査院から専任コーチの活動日数の要件を満たしていなかったことも指摘された。

 同協会は再発防止に向け、一連の補助金問題の経緯などを調べる調査委員会の設置を決めた。木本由孝会長は「協会の無知が招いた。組織としてあるべき姿にならないといけない」と説明した。

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2012年12月10日のニュース