真央にコーチ苦言「練習やりすぎ。もう子供じゃないんだから」

[ 2012年12月10日 08:47 ]

フィギュアGPファイナルのエキシビジョンで演技する浅田

 フィギュアスケートGPファイナルの女子で4年ぶり3度目の優勝を果たした浅田真央(22=中京大)が戴冠から一夜明けた9日、報道陣の取材に対応。持病の腰痛に苦しみながら頂点に立ったが、帰国後に患部の検査を受けることを明言した。

 「疲労で限界を感じる時もある。年を取ったなあと思います。気持ちは変わらないけど、体に(疲れを)感じる」と浅田。前夜、佐藤信夫コーチ(70)からは「頑張ったけど、調整の仕方を改めないと。もう子供じゃないんだから。練習をやりすぎると、こういうことになる」と諭された。

 これまで、同コーチから課された練習量よりも、自主的に多くのトレーニングをこなしてしまったことが腰痛の原因だ。ジュニア時代は毎日滑っていた浅田だが、今は必ず週1回のオフを取るようにしている。それでも、体は悲鳴を上げた。「無理はいけないなと思った。練習量をちょっとずつ調整しないといけない」。毎日4時間の練習時間を変更する予定はないが、これまでより体のケアを重視する方針だ。

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2012年12月10日のニュース