石川遼「全然ダメ」ダボ2つでイライラ11位終戦

[ 2012年12月10日 06:00 ]

最終ラウンド、1番でラインを読む石川遼

アジアンツアータイ選手権最終日

(12月9日 タイ・チョンブリ、アマタスプリング・カントリークラブ=7453ヤード、パー72)
 石川遼(21=パナソニック)は通算9アンダーの11位に終わった。6バーディーを奪いながら、12番と18番で第1打を左に曲げてともにダブルボギーを叩き、上位を逃した。シャール・シュワーツェル(28=南アフリカ)が大会新記録の通算25アンダーで昨年のマスターズ以来の勝利を飾った。

 石川はいら立ちを隠さなかった。原因は2つのダブルボギー。12番と18番で第1打を左に曲げてウオーターハザード区域内に打ち込み、スコアを落とした。優勝なら可能性があったマスターズ切符の年内獲得もこれで完全消滅した。

 「12も18も同じような感じ。全然ダメ。前半はいい部分を見れば本当に良かったけど、今はその2ホールのことしか考えられない」

 ただ、悲観する材料ばかりではない。この日を含め3日間、ワトソンと同組で回ったが、昨年のプレジデンツカップから成長したことをアピールできた。昨年のマスターズ王者は「彼はとてもいい選手。来年、米ツアーでも十分やっていけると思う。待っているよ」と、活躍に太鼓判を押した。最終日の教訓を来年に生かすしかない。

 ▼53位・藤田寛之 疲れた、もう、ボロボロでした。足かな、暑さかな、年かな。(79にガックリ)

 ▼70位・池田勇太 最後の最後で、今年一番最悪のゴルフをしちゃったね。(まさかの82)

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2012年12月10日のニュース