61歳の加藤 女子プロ最年長優勝!「まだまだ現役」

[ 2012年12月10日 06:00 ]

第35回JLBCクイーンズオープン・プリンスカップで優勝した加藤八千代(右)とベストアマに輝いた吉田由美子は笑顔で並ぶ

 ボウリングの第35回JLBCクイーンズオープンプリンスカップ最終日(スポニチ後援)は9日、港区・品川プリンスホテルボウリングセンターで予選上位96選手による決勝トーナメントが行われ、決勝では加藤八千代(スポーツプラザビッグウェーブ)が生方千登勢(ストライカーズ西船ボウル)をプレーオフで下し、プロ14勝目を挙げ、賞金160万円を獲得した。

 加藤が61歳2カ月の女子プロ最年長優勝を達成した。昨年4月に打ち立てた59歳6カ月の自らの記録を更新。準決勝のシュートアウトは6フレームからの7連続ストライクで突破すると、決勝は27歳の生方と熱戦を展開した。最終フレームで追いつかれてプレーオフに突入したものの、先投げでストライクを決めて優勝をもぎ取った。「何も考えずにいつもの自分を出そうとプレーしたのが勝因。まだまだ現役にこだわって続けていきたい」と最後は豪快に笑った。

 ▽準決勝(ワンゲームシュートアウト) (1)生方千登勢260(2)加藤八千代246(3)川口富美恵185(4)☆吉田由美子182

 ▽決勝 加藤八千代191―191生方千登勢
 ※ワンショットのプレーオフで10―8で加藤の勝利

 ▽5位以下の成績 (5)吉田真由美(6)阿部聖水(7)愛甲恵子(8)金城愛乃(9)☆滝沢規子(10)松永裕美(11)渡辺けあき(12)佐藤美香(13)舟本舞(14)森彩奈江(15)岸田有加
 ☆はアマ

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2012年12月10日のニュース