男子国内過去最少の23試合「経済不況や世界の流れ 危惧を持っている」

[ 2012年12月6日 17:34 ]

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6日、来季の男子ツアー日程を発表し、国内で実施される試合に限れば、1増3減となって2つ減り、過去最少の23試合になった。

 海外ツアーとの共催による東南アジアの2試合が賞金加算対象となり、これを合わせて4季連続で25試合となった。賞金総額は今季の33億6000万円からやや減の見通し。

 撤退したのはとおとうみ浜松オープン、サン・クロレラ・クラシック、キヤノン・オープン。新規でHEIWA・PGMドリーム・カップ(11月)が行われる。

 新興のワンアジアツアーとの共催は、開幕戦となる3月14日からのタイ・オープン、同28日からのインドネシア・プロ選手権。国内初戦は4月18日開幕の東建ホームメイト・カップで、12月8日閉幕の日本シリーズJTカップが最終戦となる。

 国内三大大会は日本プロ選手権日清カップが5月に千葉県で開催。6月のツアー選手権宍戸と10月の日本オープン選手権は茨城県で実施する。

 JGTOの海老沢勝二会長は、国内試合の減少に「経済不況や世界の流れの中で、今のやり方でいいのかという危惧を持っている」と話した。

続きを表示

2012年12月6日のニュース