W杯複合団体スプリント 渡部兄弟の日本は5位

[ 2012年12月2日 22:45 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は2日、フィンランドのクーサモで2人一組による団体スプリント第1戦を行い、渡部暁斗(北野建設)と善斗(早大)の兄弟が組んだ日本Aは5位だった。マリオ・シュテヒャー、ベルンハルト・グルーバーのオーストリアAが優勝した。

 日本Aは前半飛躍(HS142メートル、K点120メートル)で3位につけ、後半距離(15キロ)はトップに36秒遅れでスタート。終盤まで2位争いを展開したが最後に離された。

 加藤大平(サッポロノルディックク)永井秀昭(岐阜日野自動車)の日本Bは13位だった。

 ▽渡部暁斗の話 前半で体力を使ってしまった。善斗がいい走りをしていたので悪いことをした。苦しいシーズンになるのは分かっていたけど案の定という感じ。

 ▽渡部善斗の話 暁斗と組んでいるので距離で離されるわけにはいかないと思った。いい位置で戦えているけど、まだまだ上を狙う。(共同)

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2012年12月2日のニュース