藤田 3連覇で賞金王決めた!最年長で初タイトル獲得

[ 2012年12月2日 16:05 ]

男子ゴルフツアーの日本シリーズJTカップで優勝し、初の賞金王に輝いた藤田寛之

 男子ゴルフツアーの今季国内最終戦、日本シリーズJTカップ最終日は2日、東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)で行われ、43歳の藤田寛之が67で回り、通算18アンダーの262で大会初の3連覇を達成、優勝賞金4千万円を加えて初の賞金王に輝いた。今季4勝目で通算15勝目。賞金総額は1億7515万9972円。

 43歳で初めて賞金王になったのは、1973年のツアー制度施行後で最年長。40歳代でのタイトル獲得は99年の尾崎直道以来。

 藤田は5バーディー、2ボギーの内容。6打リードでスタートし、前半三つスコアを伸ばす危なげない内容で初日からのトップを守った。

 5打差の2位は64で回った武藤俊憲とハン・リー(米国)。谷口徹は通算11アンダーの5位で終え、獲得賞金は1億円を突破して賞金ランキング2位。2位で出た石川遼は9アンダーの6位でランク7位だった。

 ▼藤田寛之の話 みなさんの賞金王、という声に後押しされて優勝で(決められ)これ以上ない幕切れ。非常にうれしい。グリーンの相性が良く、いいパットが入ってくれて助かった。大会のキャッチフレーズは王者の中の王者を決めるだった。完全優勝ということで、ことしはそうさせてください。王者の中の王者です。

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