福岡国際マラソン 堀端が日本人トップ2位、藤原4位、川内6位

[ 2012年12月2日 14:22 ]

2時間8分24秒で、日本人トップの2位でゴールする堀端宏行

福岡国際マラソン

(12月2日 平和台陸上競技場発着)
 世界選手権(来年8月・モスクワ)代表選考を兼ねた福岡国際マラソンが2日、平和台陸上競技場発着で行われ、国内一般参加のケニア人選手・ギタウ(24=JFEスチール)が2時間6分56秒で初優勝。名門旭化成の実業団ランナー、堀端宏行(26)は1分28秒差で日本人トップの2位に入ったが、世界選手権の派遣設定記録「2時間7分59秒以内」には届かなかった。

 注目されたロンドン五輪代表の藤原新(31=ミキハウス)は2時間9分31秒の4位。“最強市民ランナー”川内優輝(25=埼玉県庁)は28キロ過ぎで遅れたが巻き返し、2時間10分29秒で6位入賞を果たした。

 前世界記録保持者のハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は途中棄権した。

 ▽藤原新の話 4位に正直、納得はいっていない。30キロすぎからふくらはぎがつり、走りのバランスを崩した。そこから、目標をゴール優先にした。ことしの東京マラソンも、ロンドン五輪も終盤に足がつったが、今回が一番強かった。次は東京を走りたいと思う。

 ▽川内優輝の話 いいコンディションの中、タイムも順位もこれしか出ず、本当に悔しい。28キロくらいのところで、急についていけなくなり、気持ちも持ち直せず、ずるずる落ちてしまった。単純に力不足かなと思う。

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