若林&森田、勝利に涙 日韓戦初日は1勝5敗

[ 2012年12月2日 06:00 ]

第1日、勝利し相手選手と抱き合う若林舞衣子(中央)と森田理香子(右)

女子プロゴルフ KBフィナンシャルグループカップ日韓対抗戦第1日

(12月1日 韓国・釜山広域市 ベイサイドゴルフクラブ=6345ヤード、パー72)
 フォアサムとフォアボールで6組によるマッチプレーを行い、日本は勝ち点2―10で大量リードを許した。森田理香子(22=リコー)若林舞衣子(24=ヨネックス)組が許(ホ)允(ユン)境(ギョン)(22)楊(ヤン)秀珍(スージン)(21)組を1アップで破ったが、他のペアは全て敗れて1勝5敗。勝ち点8差を追いかける最終日は12人によるシングルスのストロークプレーで争われる。

 18番で楊がバーディーパットを外して勝利が決まると、若林と抱き合う森田の目から涙がこぼれた。初出場で初勝利。他のペアが全て敗れる中、最後に一矢報いた。

 ペアの良い方のスコアを採用するフォアボール。「ロングだけは必ず(取ろう)と思っていた」の言葉通り、パー5の9番でバーディーを取って3アップとした。2アップで迎えた16番は韓国ペアがパーで終えた後、森田は7メートルのパーパットが残っていたが、若林の「真っすぐで大丈夫」のアドバイス通りに打つと見事カップイン。危機を脱した。2日のシングルスでは森田が許允境、若林が楊秀珍と“再戦”する。好調の2人が相手を返り討ちにし、日本に大逆転を呼び込む。

続きを表示

2012年12月2日のニュース