中矢完敗「0点に近い試合」故障抱え調整不十分

[ 2012年12月2日 06:00 ]

柔道グランドスラム東京大会第2日

(12月1日 国立代々木競技場)
 ロンドン五輪以来となる試合で大野に敗れた中矢は「今までの大会で一番ひどい。0点に近い試合です」と淡々と振り返った。

 右肘と右手甲に故障を抱え、調整は不十分。井上監督の「おまえがトップなんだから差をつけてこい」というゲキに応え決勝までは進んだが、力尽きた。「大野は力を付けているし、きょうは完敗だった」と話した23歳は「これで追いかける立場になったと思うので、リベンジしたい」と逆襲を誓った。

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2012年12月2日のニュース