藤原「短期間の練習だが仕上がりはいい」川内「2時間7分台目指す」

[ 2012年11月30日 16:49 ]

福岡国際マラソンの記者会見で、ポーズをとり写真に納まる(前列左から)藤原新、川内優輝、ハイレ・ゲブレシラシエ

 来年8月の世界選手権(モスクワ)代表選考を兼ねた福岡国際マラソン(12月2日・平和台陸上競技場発着)に出場する国内外の有力選手が30日、福岡市内のホテルで記者会見し、ロンドン五輪代表の藤原新(ミキハウス)は「短期間の練習だが、仕上がりはいい。1秒でも速く走れるようにベストを尽くす」と抱負を述べた。

 2時間7分59秒以内で日本人トップなら、自動的に代表決定となる。ことしすでに7度のマラソンに出場した異色の公務員ランナー、川内優輝(埼玉県庁)は「2時間7分台の記録を目指す。モスクワでしっかり走れる自信をつけたい」と、2大会連続の代表入りに意欲を示した。

 同じく連続代表を狙う堀端宏行(旭化成)と尾田賢典(トヨタ自動車)は「挑戦する気持ちで走りたい」と口をそろえた。前世界記録保持者の39歳、ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)は「素晴らしい走りをお見せできれば」と話した。

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2012年11月30日のニュース