羽生 地元・宮城で「笑顔で終わることができて良かった」

[ 2012年11月24日 22:25 ]

男子で初優勝を果たし、メダルを手に笑顔を見せる羽生結弦

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯女子フリー

(11月24日 セキスイハイムスーパーアリーナ)
 宮城県で行われたフィギュアスケートのNHK杯で24日、男子で仙台市出身の羽生結弦選手(17)=宮城・東北高=が初優勝した。東日本大震災の復興支援を掲げた地元の大会で、2種類の4回転ジャンプに果敢に挑んで大きな歓声を浴び「皆さんの前で、笑顔で終わることができて良かった」と目を輝かせた。

 前日のショートプログラムで自身の世界歴代最高得点を塗り替える圧巻の演技を披露し、迎えたフリー。午前中に宮城県を地震が襲い、約1年8カ月前の悪夢も脳裏をよぎったが、最後まで力を振り絞った。先に演技した高橋大輔の得点を上回ると、テレビカメラの前に座っていた羽生はのけぞり「今日は本当に自分に力を与えてもらった」とファンの後押しに感謝した。

 避難所での生活も経験し、練習拠点も失いながら復興支援の慈善演技会を何度もこなした。逆境をはねのけ、急成長を遂げる若きホープは「地元だったからやれた部分もある。もっと力をつけたい」と意気盛んだった。

 女子は優勝した浅田真央とともに、東北福祉大出身の鈴木明子が2位に食い込んでファンを魅了した。仙台市内に住む中学3年生の木村颯君(15)は震災で自宅アパートが半壊したといい、「初めて見る国際大会で地元選手の優勝を見ることができて良かった。パワーをもらった」と話した。

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