ガッツポーズも出た!明子「今できることをしっかり出せた」

[ 2012年11月24日 20:44 ]

女子フリーの演技終え笑顔を見せる鈴木明子
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NHK杯

(11月24日 宮城県・セキスイハイムスーパーアリーナ)
 会心の演技にガッツポーズも出た。ショートプログラム(SP)で5位と出遅れた鈴木明子(27=邦和スポーツランド)が、フリーで今年3月の世界選手権を上回る自己最高の126・62点、合計でもシーズンベストの185・22点をマークし2位。GPファイナル出場を決めた。「今できることをしっかり出せたので、ガッツポーズが出てしまった。ショートでミスしてことは仕方ないので、前を向くことを心掛けた」と鈴木。

 優勝した浅田とはわずか0・05点差。鈴木は冒頭の3回転から3連続、ダブルアクセル―3回転などジャンプを成功させ、技術点は64・51点。表現力豊かなスケーティングで演技構成点も62・11点。逆転Vも…と思わせる出来とありちょっと残念そうな表情。だが、摂食障害に苦しんだ東北福祉大時代を過ごした宮城で、会心の演技を見せらたことで「滑っていて心地よかった。ここに帰ってきて滑ることができてうれしかった」と表情を緩めた。

 GPファイナルは4年連続の出場となる。昨年の2位が最高とあり、「SPの出遅れが引いたので、両方そろえること。そして1つ1つレベルの高いものにしたい」と優勝へ意欲も見せていた。

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